「かず」についてのあそびが終わったわけではありません。
「かず」は非常にファンダメンタルなあそびの要素です。
今後どのようなプロジェクトに子どもの関心が移行したとしても、いろんなところで関わりを持って登場することでしょう。
「はかる」とは、「計る」だけでなく、「測る」、「量る」なども含みます。
さあ、ヴェルデさんたち、どこまであそびを発展させることができるでしょうか?
新学期開始から、先生は導入として、身近にあるいろいろなものの大きさを比べてみるよう、と子どもたちに問いかけました。
普段のコーナーあそびから、年末に来た新品のキッチンで遊んでいた子どもたちに、先生から「このお皿とこのお皿、どっちの方が大きいかしら?」と投げかけました。
すると、たいていの子は、「こっち!」と即座に返答します。目視で大きさを比較し、たぶんこっちだろうという方を答えるという具合です。
したがって、比較するものの大きさが似通ってくると、だんだん難しくなってくるようです。
そんな中、年少(ヴェルデは2・3歳児混合クラスです)のRくん、おもむろにお皿を重ねました。
そして、「先生、こっちのお皿の方が大きいよ」と教えてくれました。
Rくんは、"重ねる"ことにより大きさを比較できることに気が付いたんですね。
おもちゃの大きさくらべから、その後子どもたちは、自分の手足の大きさくらべに発展させていきました。
互いに手や足を合わせて、どちらが大きいか調べていました。
写真はMちゃん。
テープを使って身長を調べているところです。こうして道具を使ってくらべれば、さらに調べやすくなりますね。
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