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2016年5月23日月曜日

砂時計


[Rosso, Rosso Poco, Verde]

最近、あるテレビ番組で砂時計が出てきて、それに興味を持った女の子の話から、この日の朝のサークルタイムでは「砂時計」について話し合いました。

・名前は知ってるけど初めて見た(Yさん)
・上部の砂はいっぱいあるのに、落ちる時は細くて長くなる(Mくん)
・落ちた砂は山の形やホットケーキのような形になる。砂が真っ直ぐに落ちるからお山になるのかも。(Yさん)
・きっと緑はピーマン、オレンジは人参で出来ていると思う(Rくん)
・上部の砂はスーパーヒーローで、下に落ちると怪獣に食べられてしまうのだと思う(Tくん)
・テレビで見たけど、大きいものや小さいものがあった。砂が全部落ちた時にコーヒーが出来上がっていたのを見た(Yさん)
・きっとお風呂に入れると色が変わるやつだと思う(Fくん)
・砂時計という名前だから、きっと時間に関係があるのだと思う(Eくん)
・時間に関係があるのなら、使い方がわからないけど、きっとごはんを作るときや走る時、おやつを食べる時に使えるのではないかと思う(Kくん)

試しに、緑とオレンジの砂時計を同時にスタートさせてみました。 すると緑が1分、オレンジが10分で砂が落ちることを確認。 見た目は同じ形なのに、オレンジの砂時計が遅い!ということをみんなで発見しました。

この日の話し合いはここまで。また次回、この続きを話してみようということになりました。

2016年4月30日土曜日

Algo.FC(アルゴ幼稚舎保育園サッカーコース)について

アルゴ幼稚舎保育園には、2011年4月に開設した「本科コース」と2015年4月に開設した「サッカーコース」の2つのコースがあり、年少以上になるとその2つのコースのどちらかを選択することができます。

今日はそのうちの「サッカーコース」について少し説明いたします。

サッカーコースでは、毎日午前中、NPO法人エストレージャスさんの協力のもと、フットサルサイト郡山にて練習を行っております。(フットサルサイトでの練習は火曜〜金曜日)
昨年までは月曜日は休みで、午後は全く練習していませんでしたが、今年度は午前の1時間(10:30〜11:30)のほか、午後の時間も(園庭での外遊びの時間などを利用)練習に充てることで調整中です。(午後の練習の有無等については後日お知らせいたします。)

上記の練習時間以外は、論理的思考力・空間把握能力を養成するため、数的パズル(教具やテキスト)などを中心としたコーナー遊びを通して、子どもたちが自主的に学ぶことができるよう指導しています。また特に力を入れている英語は、毎日午後にクラスがあります!

日々の活動については、主にFacebookページに投稿していますので、どうぞそちらをごらんください!

Algo.FC FBページ : https://www.facebook.com/fc.algo/
https://www.facebook.com/fc.algo/
  
 

先生 ≠ 教える人、先生 = チューター

2016年4月28日の朝のサークルタイムの様子です。
この時間は、みんなが順番にいろんなお話をしたり、その日のスケジュールを再確認したり、どのコーナーで活動するかを各自が決めたりします。

ちょうどこの日から、年長さんが中心になって、司会進行も全て子どもが担当していくことが決まりました。



アルゴでは、できるだけ多くのことを、子どもたち自身だけで進めていけるように指導していきます。
そうすることで、子ども自身が考えなければならないことが多くなり、それによって周囲のことに気をつけながら自分の意見をしっかり言うことができるようになるからです。
また、日常的に"考える"習慣がつけば、学ぶことが楽しくなり、自ら学ぼうとし始めます。



ここでは先生は、教える人ではありません。なぜなら子どもたちは自ら学ぶようになるからです。
先生は、何らかの質問に対してアドバイスしたり、みんなの進捗状況を確認したり、みんなと一緒に考えたり、学ぶための環境を整備したりするチューターとしての役割を担っています。

2016年4月29日金曜日

4月生まれのお誕生会

先日、4月生まれのお誕生会が開かれました!
皆さん、お誕生日おめでとうございます!!



母の日に...

母の日プレゼントの制作。


花びらを分解して、押し花にしました。


その過程で、花の枚数を数えたり、花粉を見つけたり...観察しながら進めました。

子ども自身が考える環境を

今や幼稚園だけでなく保育園でさえも、習い事的なスケジュールをこなして過ごすところは少なくありません。そこでは保育者のイニシアチブのもと、チャカチャカと物事が進められていきます。


それに対してアルゴでは、子どもの自主自立を目的としているので、子どもが考えながら進めるスピードに合わせるので、ゆっくりと進む場合もあれば、早い場合もあるといった感じです。
何か多くのことたくさんやれば、それだけでたくさん身についた気分になる方も多いでしょう。しかしそう単純ではないはずです。
どんなことでも子ども自身が考えることが何より大切なはずです。
学びの楽しさは、考えることなしには絶対に得ることのないものであるはずですから。 今日もまた、アルゴでは子どもたちがたくさん考える時間をとりながら過ごしていきました。

2016年4月23日土曜日

自立を基本とした教育、コーナー保育、チューター制

ロッソとロッソポコ(年長と年中)の混同クラス及びヴェルデは、毎日自ら選択した遊びを通して課題に取り組みます。(コーナー保育 : コーナーとは場所を指すのではなく、取り組む教具などを指します)
まずは円くなって座り、一人ずつお話をしたり、質問に答えたりしていきます。テーマは基本的に自由ですが、時には決められたテーマでお話しします。



そのあと、あそびのコーナーが貼られたボードを見ながら、各自がその日取り組みたい遊びを選んで、名前をそのボードに貼っていきます。そして実際に各テーブルなどであそびます。


この日は、積み木やパズル、ミラーを使った遊び、粘土、絵本、レール、キッチンなどの遊びが準備されていました。







子どもたちだけでしっかり遊べているところに、先生が入ることはほとんどありません。チューターとしての保育者は、その玩具の使い方にまだ慣れてなく遊びが十分にできていないグループに主に入ります。
多くの子が約1時間もの間、一つの遊びに集中して取り組むことができました。子ども自身に課題があってひたすらそれを作り続ける場合や一つの課題をクリアしたら先生が次の課題を示してあげる場合などは、子どもたちはいつまでも集中して遊ぶことができます。先生たちはそうやって子どもたちに寄り添ったり離れたりしながら保育していきます。
終わりの合図でお片づけをはじめます。子どもたち自ら、協力しながらマットを片付けていたのには感心しました。


まだまだ、一人の保育者が15〜20名ほどを保育し、関心がある子もない子も同じことをさせる一斉保育が主流の日本において、多くの人にとってコーナー保育は馴染みがないので、「何かを学ぶ(覚える、身に付ける)という観点からは非効率的に思えるかもしれません。
しかし、子どもたちが自ら選択したことに取り組んでいく、自主性、自己管理能力を育てるこの保育方法は、必ずや想像以上の効果をもらしていくはずです。

※この保育理論を取り入れているオランダで、こうした自主性を育てる幼児教育を経て、下のリンクのようなサッカーチーム、サッカーの練習が可能になるという点では、Algo.FCにとってもまったく関係ないことではなく、逆に大変重要であると考えています。
http://www.sakaiku.jp/m/column/knowledge/2010/000196.html